職場のハラスメント予防対策講座

これってハラスメント?チェックリストで確認!管理職・リーダー・相談窓口担当者のための

講義概要

 近年、職場におけるハラスメント問題はますます複雑化・多様化し、企業経営において避けて通れない重要課題となっています。本講演では、ハラスメント全般に関する基礎知識から、具体的な予防策、加害者別の対応方法、管理職・相談窓口担当者の初動・事後対応に至るまで、実務に即した実践的なポイントを解説いたします。 まず、ハラスメント対応の総論として、加害者に自覚を促す方法や日常業務における留意点、判断の難しさについて考察します。続いて、パワーハラスメントについては、防止規程やチェックリスト、アンケート調査の活用など、仕組みでの予防策を提案します。また、パワハラ・セクハラ・マタハラそれぞれにおける加害者の類型別対応策や、実務上よく直面する事例を取り上げ、判断基準や適切な対応方法を具体的に解説します。さらに、管理職や相談窓口担当者が適切に初動対応・事後対応するためのマニュアルやヒアリングのポイント、人事異動や懲戒処分の相場についても触れます。加えて、増加傾向にあるパワハラ労災やセクハラ、マタハラ、ソジハラ、さらにはカスタマーハラスメント(カスハラ)についても事例を交えながら詳述し、企業が取るべき対応策を示します。本講座は、管理職や人事担当者、相談窓口を担う方々にとって実務に直結する内容です。企業全体でハラスメントを防止し、安心・安全な職場環境を構築するための第一歩としてご参加ください。

開催日時

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講座チラシ
  • Zoomウェビナーライブ講義 受付中
    令和7年3月18日(火) 10:00 ~ 17:00 (6時間)

  • WEBオンデマンド配信期間 受付中
    講義翌々日から2か月間
    ライブ終了後は、希望日から2か月間視聴が出来ます。
    ※期間内に受講出来なかった場合はご一報下さい。受講を保証 致します。
申込フォーム、 電話、 FAX、 E-mailにて、お申込の上、受講料をお振込み下さい。
詳細は、受付返信メールをご確認下さい。

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 公益財団法人 神奈川県労働福祉協会
 TEL 045-633-5410 FAX 045-633-5412
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  • 受講料

    • お一人様 16,500円(税込)(ライブ及びオンデマンド配信を含む)
      団体割引1 “ 3人以上”:お一人様 1,000円割引
      団体割引2 “10人以上”:お一人様 2,000円割引

    講義形式 ※下記の内容をご確認のうえお申込み下さい。

    • Zoomウェビナーライブ講義
      Zoomウェビナーライブ講義は、WEB会議システムZoomウェビナーを利用したオンラインライブ講義です。ライブ配信の為、Q&A機能を利用し、オンタイムで講師への質問などが可能です。 開催前日までに、「Zoomウェビナー招待メール」をお送りします。 事前にZoomウェビナーへのご登録を頂きます様お願い致します。

    • WEBオンデマンド講義
      WEBオンデマンド講義は、Zoomライブ講義を録画し、WEB上で「いつでもどこでも」受講(視聴)が出来るようにしたものです。視聴期間内で繰返し視聴する事で知識の定着を図ります。
    •  ① 申込の際に講座の視聴用メールアドレスをお知らせ下さい。
       ② 受講の詳細は、お申込後に改めてメールにてご案内致します。
       ③ WEB視聴ページ推奨環境につきましては以下のご案内をご確認下さい。

      〇 WEB講座の特徴とお申込から受講(視聴)までの流れについて

    講師

    杜若経営法律事務所
    パートナー弁護士
      向井 蘭 (むかい らん)先生

     

    [略歴]
    2003年 弁護士登録(第一東京弁護士会)杜若経営法律事務所 パートナー弁護士


    一貫して使用者側で労働事件に取り組み、団体交渉、ストライキ等労働組合対応から解雇未払い残業代等の個別労使紛争まで取り扱う。
    近年、企業法務担当者向けの労働問題に関するセミナー講師を務める他、雑誌に寄稿し情報提供活動も盛んに行っている。
    「時間外労働と、残業代請求をめぐる諸問題」(経営書院 共著)
    「社長は労働法をこう使え!」(ダイヤモンド社)
    「書式と就業規則はこう使え!」(労働調査会)
    「ケースでわかる 実践型 職場のメンタルヘルス対応マニュアル」(中央経済社)


    講義内容  

    • ハラスメント対応(総論)
      1. ほとんどの加害者に自覚はない。ある日突然被告人になると感じている
      2. 加害者に自覚を促すには何をしたらよいか
      3. 形式的には発言を正そうとしても実効性はない
        日常業務で何に心掛ければよいか?パワハラの兆候、サイン
      4. ハラスメント判断の難しさ

    • パワハラは仕組みで予防する
      1. パワハラ防止規程
      2. パワハラチェックリストによる予防(過去の事例をもとに加害者の考え方・特徴を自覚させる)
      3. アンケートによる予防

    • 加害者別対応(各類型別の加害者の考え方・傾向・対策)
      1. パワハラのタイプ別  8類型への対応
      2. セクハラのパターン別 4類型への対応
      3. マタハラの場合    加害者の言い分

    • 管理職・相談窓口担当者の初動対応・事後対応
      1. 窓口対応(窓口対応マニュアル)
      2. ヒアリングのポイント
      3. 人事異動の相場 
      4. 懲戒処分の相場

    • パワハラ事例・対応検討
      1. 厳しい指導をしているが、暴言までは吐いていない
      2. パワハラに該当するか?
      3. 自分がパワハラをしていると噂が立っていたらどうするべきか?
      4. 自分がパワハラをしていると被害申告をされてしまったらどうするべきか?
      5. 隣の部署から「うちの部署の部長のパワハラがひどい」と被害相談されてしまったら?

    • 増加しているパワハラ労災
      1. 増加している精神障害労災申請、その中でもパワハラ労災が多くを占めている
      2. パワハラ労災申請に対する使用者の対応
      3. パワハラ労災が認められた後の使用者の対応

    • セクハラについて
      1. 増加しているセクハラ事案の特徴
      2. セクハラ加害者類型別対応
      3. セクハラチェックリスト
      4. セクハラ事案の懲戒処分の相場

    • マタハラについて
      1. 使用者にとっては推定有罪に近いマタハラ通達
      2. 今後増加することが予想されるパタハラ

    • ソジハラ(SOGIハラ)について
      1. ソジハラとは何か
      2. LGBTQとソジハラ(SOGIハラ)問題
      3. トイレ・更衣室問題とソジハラ

    • カスハラについて
      1. カスハラとは何か
      2. カスハラ対策のポイント
    質疑応答
    ※事前にご質問を受付け、講義の中で回答します。 ご質問は、こちらから

    ※諸般の事情により講座が中止・変更となる場合がございますので、予めご了承下さい。


    ※他の講座も受付中です。下記リンクより是非ご参加下さい。
    神奈川県労働福祉協会 労働講座情報  受付中新着

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