[神奈川県委託事業] 知って役立つ!若者のための労働法入門講座 受講無料 

 近年、アプリを介したプラットフォーム労働とよばれる就業形態が急増し、若者の労働環境は大きく変化しています。短時間で働ける「スキマバイト」「単発バイト」など、いわゆるスポットワークについては、雇用契約型は、労働法が適用されますが、業務委託型は要注意です。
 また、人材確保の為に就職活動を終えるよう働きかける「オワハラ」や、事前の説明と労働条件が異なるケースなども多く生じ、若者が社会 経験や労働法令の知識不足から、一方的に不利益を強いられるケースが後を絶ちません。新人の離職率は3割を超えると言われ、その中で、 若者が自分を守り、活き活きと働く為には、労働法の知識がとても重要であり、また、将来のキャリア形成においても欠かせない知識です。
 本講座は、専門家をお招きし、労働法の基礎知識について事例を交え、分かりやすく解説致します。労働法に関心のある方や、知識の再確認を したい方にも大変おすすめです。

(※動画は、Webアクセシビリティィ及びユーザビリティに配慮し、多言語字幕機能が付いています)
日本語、中文、English、tiếng Việt(ベトナム語)、Filipino(フィリピン)、Bahasa Indonesia(インドネシア語)、한국어(韓国語)、မြန်မာဘာသာစကား(ミャンマー語)

※当講座は、雇用保険失業認定における「求職活動実績」に該当します。

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若者労働法基礎講座チラシ[お申込]受付中
 申込フォーム、 電話、 FAX、 E-mailにて、お申込の上、受講料をお振込み下さい。詳細は、受付返信メールをご確認下さい。

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[お問合せ]
 公益財団法人 神奈川県労働福祉協会
 TEL 045-633-5410 FAX 045-633-5412
※同時開催 : 若者の為のキャリア形成講座(受講無料)!是非ご受講ください!

講義形式 ※下記の内容をご確認のうえお申込み下さい。

WEBオンデマンド講義配信

WEBオンデマンド講義は、講義を録画し、WEB上で「いつでも、どこでも」受講(視聴)が出来るようにしたものです。 視聴時間の指定はありません。無理のない学習計画をお立て下さい。
※下記の内容をご確認のうえお申込み下さい。
 ① WEBを活用したZoomウェビナー&オンデマンド講座です。
 ② 申込の際に講座の視聴用メールアドレスをお知らせ下さい。
 ③ 受講の詳細は、お申込後に改めてメールにてご案内致します。
 ④ オンデマンド講座は、視聴可能期間の間、繰返し視聴が出来ます。
〇 WEB講座の特徴とお申込から受講(視聴)までの流れについて

開催日時

令和7年2月1日(土) ~ 3月31日(月)

受講料

  無 料

講師

法政大学 法学部 教授 沼 田 雅 之( ぬまた まさゆき )先生

[略歴]
1994年 中央大学法学部法律学科 卒
2002年 法政大学法学部講師
2010年 大阪経済法科大学法学部准教授
2014年 法政大学法科大学院法務研究科教授
2016年 法政大学法学部教授
理路整然とした大変分かりやすい解説で、受講者から絶大な支持を受けている。講座で提供される詳細なレジュメテキストも大変好評。

[専門]

1. 労働法
2. 社会保障法

[社会貢献活動]

1. 厚生労働省神奈川労働局・神奈川紛争調整委員会 委員 2021/10/01ー現在
2. 国土交通省関東地方交通審議会船員部会 公益委員 2021/04/01-現在
3. 神奈川県 外国人労働相談専門相談員 2019/04/01ー現在
4. 千葉県労働委員会 公益委員 2018/07/20ー現在
5. 神奈川県外国人労働相談・専門相談員 2000/08/01-2010/03/31
他、神奈川県労働大学講座、神奈川県中期労働講座等、出講、講演多数


[主な著書・論文]

「 プラットフォーム労働の実態と課題――法的問題を中心に」(旬報社2022/06/27)
「 2022年度版日本労働年鑑 IV 労働判例・労働委員会命令 469-478」(旬報社 2020/06/25)
「 現代法研究所叢書48 労働法における最高裁判例の再検討:
第7章7就業規則の不利益変更・変更就業規則への個別同意」(旬報社2022/02/28)
「 入社誓約書の意味」 (労働法律旬報 2022/09/10)
「 フランチャイズ店舗加盟店主の労組法上の労働者性」 (労働法律旬報 2022/08/25)
「 プラットフォームワーカーの自由と保障―「新しい働き方」のため、社会が準備すべきこと」 (労働法律旬報 2022/08/25)
「 プラットフォームワークと社会保障」 (日本労働法学会誌 2022/05/20)

講義内容 2回連続講座

  • 第1回 労働法の基礎を学ぶ
    1. 労働法について
    2. 労働者・使用者について
    3. 労働条件の根拠について
    4. 採用のルール
    5. 労働関係の終了のルール
    6. 労働時間のルール
    7. 労働時間のルール
  • 第2回 事例でみる労働法
    1. 業務委託契約で働いている方の仕事中のケガのケース
      フリーランスという働き方について考える。
    2. 内定辞退したい学生のケース
    3. 「オワハラ」について考える。
    4. 退職を妨害されているアルバイトのケース
    5. 「ブラック企業」について考える。
    6. 不本意な退職届提出を求められるケース
    7. 「退職勧告(強要)」について考える。
    8. 持ち帰り残業に従事している従業員のケース
    9. 「長時間労働」について考える。
    10. 休暇の取得ができない従業員のケース
    11. 「ワークライフバランス」について考える。
    12. 契約更新を断られたパートタイマーのケース
    13. 「不安定雇用」について考える。
    14. 病欠を理由とした解雇のケース
    15. 「メンタル不調・うつ病と労働法」について考える。
    16. ハラスメントを受けた従業員のケース
    17. 「ハラスメント」に関するルールについて考える。
    18. プラットホームエコノミーと労働法上の課題について
    19. 「スポットワーク等」について考える。

受講者の声

  • 不安をもって就労している人が多いので、安心して働く為に受講しました。労働法というとむずかしいイメージがありましたが、分かり易く説明して頂き理解できました。また開催してほしいと思いました。
  • 学生の時に知識として持っていたら良かったと思いました。
  • どこよりも具体的で実践的だと思います。若い方も良いでしょうけれども、私のような年齢であっても、全年齢の働く方、あとは経営者、人事担当者に診てもらいたい内容でした。
  • 自分自身、新卒で入った会社が『ブラック』でした。新卒と言うこともあり、労働に関することを全く知らず、働いていました。家族や友人に「その会社辞めた方がいいよ」と言われていても「これが普通だ」と思い、長年働いていました。しかし、理不尽なことが多く、自分の中で限界を感じ、退職しました。この講座を新卒の自分に見せたかったなぁ~と思いました。この様な機会が身近にあると世間も自分をしっかりと守っていける働き方が増えていくと感じました。ありがとうございました。
  • 詳しい解説で職場で活かせそうな内容が盛りだくさんでした。勉強になりました。先生の余談も興味深かったです。
  • 私の仕事の役割の中で、年次有給休暇の取得や採用について等を決定をするということがあります。法規を理解せず業務にあたっていた事もあり、知って業務を遂行したいと考えておりましたので、とても参考になりました。ちなみに、私は、若者ではありません。
  • 基本的なことからコロナ禍等の時事案件まで網羅されており、大変参考になりました。
  • 個人事業主として学生向け就活講座の担当や就活相談をしています。既卒者や就活活動中の学生に雇用について具体的な助言がしてあげられます。
  • 特に具体的なケースを用いながら法律にあたるあたらないというのを聞くことができたことが、いつか自分がこのようになることまたは使用者になる立場になったときにとても役立つと感じた。
  • 労働法の内容はこれまでもネットでみることはあるものの、こういう法律がありますよというくらいなので、ここまで事例を交えて具体的に対策も含めて教えてくださっているので、非常にためになりました。
  • 実例を挙げてくださったので、わかりやすかったです。通勤時間を利用してイヤホンで聴けたので、助かりました。
  • 現在求職中ですが、有期雇用から無期雇用への転換ルール等を知ることができ、また求人票で気を付けて見るポイント等もわかり、就職活動に役立ちました。
  • 労働に関する法律の知識がないまま、会社の就労規則に沿って働いてきましたが、その根拠が理解できスッキリしました。自分を守るためにも就業規則を読み込みたいと思います。
  • 充実した4時間でした。基礎となっていましたが高いレベルのお話も聞けて大変勉強になりました。これが無料の講座なんて、大変ありがたく、良心的だと感じました。ありがとうございました。
  • 講座の構成がよかったです。いわゆる教科書とは別の観点で労働法が理解できました。
  • 1回目で基本的な部分の講義をした後に、2回目で事例を軸に話してくれたので、具体的なイメージがしやすく理解につながった。
  • 同一労働同一賃金や無期転換制度など、職場で質問を受けたことがある内容について内容を理解できた。
  • オンラインだったので、参加しやすかったです。期間内に何度も視聴できて、理解が増しました。講師の先生に直接質問ができるのもよかったです。
  • 自分の身を守るのに役に立つ
  • 公立高校に勤務しています。学校教育で「労働法」を教えていないとおいお話を伺い、本当にそうだと思いました。貴重なお話有難うございました。
  • やめたいわけでも問題にしたいわけではないけど、自分の雇用状況に疑問があるのを、カジュアルに相談するにはどこに行けばいいかわからなかったので、とりあえず勉強したくて来ました。勉強になってよかったです。
  • 20代のころ勤めていた会社では、毎日残業し、終電で帰っていたが、残業代はなかった。(月75時間は残業してました。)その頃に知っておればよかったと思いました。ありがとうございました。
  • 知らないことがあった。母がブラック企業につとめているのではと思った。
  • 労働者が無知なのは良くないと思ったので、しっかり知っておこうと思いました。精神疾患になるのは心が弱いからだと上司に言われていましたが、上司がおかしいと思えた。「自分を守る」ことを大切にしようと思いました。
  • 高校でキャリア支援をしているものです。生徒が弱い立場で不利にならないよう、教員が学んでおくべきことがあるのではないかと思い、申し込み致します。
  • 本日のセミナーの内容が一般常識になる様に、公益社団法人ACジャパンなどのCMで流してほしい。
  • 就労規則をじっくり読む機会がなかなかない為、忘れていたことや労働法の基礎を学んだことで、改めて知識を習得でき自分の権利を守るすべを知ることが出来ました。
  • 労働条件明示書が令和6年4月1日から、より明確に明示するようになる事から、労働法入門講座を再度視聴したいと考えました。裁量労働制やハラスメントについて、確認する機会も得る事が出来、法政大学教授の講義を無料で視聴できる機会を得た事に感謝します。
  • 求人票の見るポイント、労働者とは、内定辞退や内内定辞退の詳細について、ブラック企業の一覧表や本の紹介は特に参考になりました。今後働くにあたり必要な知識を得ることが出来ました。
  • 労働時間や委託契約については、どこで勉強できるかわからなかったので、参考になりました。
  • 昨今色んな労働問題がメディアやネット他取り上げられるが、誤った情報が有ったり、不完全な情報しか流されないと感じることが多かった。法律等根拠と丁寧な説明が有ったので多くの事を学べた。
  • 法的な観点から具体的な事例まで網羅されており、多くの視聴者にとっておよそ該当するであろう情報が豊富に取り上げられていた。
  • 難しい言葉が少なく、学生にもわかるように丁寧な解説がなされていた。
  • 硬派な内容を扱いながらも、ところどころユーモアがあって、クスって笑ってしまいました。内容は文句なしで、受講して大正解でした。
  • 無期雇用転換について次年度契約書から記載が義務化されたことでタイムリーであった。
  • 労働法の学術的な定義を踏まえた上で、社会で実際に起きている事例も見ることができたので具体的な理解ができました。
  • 労働法についてポイントが端的にまとめられていて分かりやすくて、理解できました。
  • 今回の講座を受講して、さらに労働法や労働問題について学びたくなりました。「労働法中級講座」や「労働法上級講座」などもあれば受けてみたいです。講師は沼田先生がいいです。
  • 見逃し配信の期間を長く設定されていたので、助かりました。また聞き逃したところを繰り返し視聴できたので理解を深めることができました。ありがとうございました。

 

 

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